今日はこちらを解説しますね!
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先日こういったツイートをしました。
「合格する人と不合格の人の差は何ですか?」という質問が来たのですが、結論は「当たり前の基準値」ですね。
合格者は、え?そこまで?というレベルで勉強することを当たり前だと思っています。
「今日10時間しか勉強してない」と自己嫌悪に陥るレベルです。
この当たり前の基準値が大切です☺️— 林祐司@独学合格→司法書士・行政書士・宅建 (@yuji_hayashi34) November 22, 2020
当たり前の基準値に差がある
最近、ありがたいことにYouTubeにコメントをもらったり、TwitterでDMをもらったりするのですが、合格する人と不合格の人の当たり前の基準値に結構差があるなぁと感じました。
今日は少し厳しい話もしてしまうかもしれません。
皆さんは司法書士試験の合格後に、司法書士が簡易裁判所で訴訟代理するための試験(認定考査)があるのはご存知でしょうか?
100時間にも及ぶ特別研修を受けて、試験に合格しないと認定司法書士にはなれません。
司法書士試験は例年7月に実施されますが、認定考査は6月に実施されます。
要するに司法書士試験の約1年後に、もう一度試験があるのです。
司法書士の合格者にどういったことが起こるかというと、
試験に合格
↓
勉強から開放
↓
司法書士研修
↓
飲み会三昧
↓
司法書士事務所勤務などなど
勉強する習慣はあっさり消し飛びます。
でも認定考査に合格するためには勉強しないといけない。。。
このとき同期に聞いてみました。
これを聞いたときにすごい違和感を感じました。
だって、1日10時間勉強できる人って日本全体で見てもほとんどいないと思います。
なのに司法書士試験の合格者は10時間しか勉強してない、と自己嫌悪に陥ってました。
これが合格者の基準値なのです。
司法書士試験に限らず、難関資格と言われる試験の合格者は、本当に勉強しています。
合格者は教えてくれない
合格者の基準値が目に見えればいいですが、そうもいきません。
合格体験記にも全ては書かれないし、合格者は謙遜します。
運が良かった、周りの支えがあったなどなど、脳あるたかは爪を隠すじゃないですが、優秀な合格者は努力を隠します。
今はYouTubeをやったり、Twitterやってる合格者も多いので、DMやコメントをしてみるのもいいと思います。
以前に司法書士試験の合格者に、勉強時間を聞く動画を撮りました。
そうすると平均で6,000時間から7,000時間の勉強が合格までに必要でした。
特徴としては、みんな何かしらの仕事をしながら勉強していたこと。
フルタイムで働きながら、子育てをしながら、家族を養いながら、ときには無職を経験しながら合格を勝ち取っています。
ただ、その裏にはものすごい努力が隠されています。
努力と思っていないかもしれない、それが当たり前なんだという感じです。
だって、難関資格ってそういう試験ですもん。
1日30分とかで受かるんなら、それは難関資格ではないですよ。
厳しいけどそういう試験なんです。
だからこそやる価値があると私は思います。
時間はみんな平等
1日が24時間というのは全世界中の人間が同じです。
私も、ビル・ゲイツも、みなさんも同じです。
ウォーレン・バフェットも時間だけはお金で買えないと言ってました。
確かに環境の違いはあります。
仕事しながら勉強する人と、完全に無職で勉強する人では、勉強に費やせる時間は違います。
でも、1日が24時間である事実は変わりません。
そもそも無職で勉強するのもけっこう大変なことがあります。
同級生が社会で活躍しているのに、自分は何も仕事をしてない。
このまま勉強だけしていて、いいのかなぁと考えてしまいます。
確かに仕事をしながら、家族を養いながら、子育てをしながら勉強するのは、なかなか勉強時間が取れず大変です。
このときに大切なのがダラダラやらない、与えられた時間で最高のパフォーマンスで勉強することです。
結論、やる人はやるし、やらない人はやらないです。
やる人は時間がなくてもコツコツ積み重ねてやりますし、やらない人は何言ってもやらないです。
一気にやろうとしても無理
この記事を書いてるのは1月なのですが、司法書士試験は例年7月に開催されます。
7月が試験なのに直前の5月、6月になって焦って追い込んでも合格レベルには届かないです。
今の時期からコツコツ積み重ねて勉強して、当たり前の基準値をアップデートしていく。
1日3時間しか勉強できなかったのが4時間、5時間と少しずつ勉強できるようになっていき、ようやく合格が見えてきます。
受験生の中で、裏技や魔法みたいなものを求めている人が多い印象を受けます。
でも、勉強に裏技や魔法はありません。
合格者の得点や一発合格、独学合格と聞くと、合格者は裏技を知っているんじゃないか?魔法みたいものを持っているんじゃないか?と思うのも分かります。
しかし、そうではなく合格者は当たり前の基準値が高いだけです。
毎朝5時に必ず勉強する、休日は1日中勉強する。
そうやって合格を勝ち取っています。
未来はかならず来る
この記事を書いてるのは1月ですが、2月も3月も必ず来ます。
試験前の直前期も必ず来るし、試験日も必ず来ます。
勉強したことが身になり、成果が出るには時間がかかります。
勉強してすぐに結果を求める人がいますが、3ヶ月後、半年後に成果が出るものなので、今の時期からコツコツ勉強していかないとだめです。
そして、1年後も3年後も5年後も必ず来ます。
では、1年後の2つのパターンを考えてみてください。
1.本気で勉強して合格、試験から解放
2.ダラダラ勉強して不合格、来年も試験
来年の1月に試験から解放されると想像してみてください。
もう1.を選ぶしかないですよね?
では逆に5年前のことを思い出してください。
私の話になってしまいますが、5年前からしたら嘘みたいに人生が変わりました。
5年前は学歴もなく、スキルもない、仕事も毎日いやいや通ってました。
でも、今では仕事は楽しい、独立してある程度の収入も稼げるようになりました。
こうやってブログ書いてるとは全く思いませんでした。
そして、5年後も必ず来ます。
5年後は何をしていたいですか?
私は日本中、世界中を旅しながら仕事がしたいです。
5年後に実現できるように、コツコツ積み上げです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
今日の問題
❌ 民法250条
各共有者の持分は、相等しいものと推定される
みなし規定ではなく、推定規定なので反証があれば覆るということです。
共有持分は、夫婦で共同購入した場合や共同相続した場合など、合意や法律の規定で決まりますが、各共有者の持分が不明なときに、この条文が適用されます。
動画も見てください